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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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自己の美意識を汲みあげることのできる泉、

下図、空海・風信帖より、筆意を三次元で造形、制作中、平面ではない臨書なのですね、
814DSC01134.JPG
昭和三十一年「書の美学と書教育」 井島勉・墨美社
つづき、―手本の問題― p.201、
、、、いいかえると、教科書は、こどもらがそこから自己の美意識を汲みあげることのできる泉なのである。
 しかしながら、それがこどもたちの制作を外から規定したり、模倣の手本となったりしては「芸術活動」は根本的に破壊される。泉はただ水をたたえているだけでよい。そこからどのようにして、どれだけの水を汲むかは、こどもたちの自由である。各人の生命に訴えて、各樣の汲み方があるはずである。こどもなりの、よき意味での臨書が許されてしかるべきである。、、、という(1956年の井島勉)氏がいた、、、つづく、

、、、美意識のない大人、指導者という大人、筆で字を書くことが「書」だという大人、これらの大人はその前の大人と何も変わることのない大人、そして美の泉などという美意識のない大人、それが結構「美を語り、書を語る」のだ、、、

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