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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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果たして独創の境地を開拓しているかどうかということになると、

―魚―
下図、
左:中國學術類編 「説文解字詁林正補合編」 ・鼎文書局印行
十一下 9-814上部、「金文編」の文字の左行に、「魚」字‐巻四第五十五葉・「魚」字‐同上・「魚」字‐同上・「魚」字‐第五十六葉・「魚」字‐巻五第三十八葉・「魚」字‐巻六第五十葉・・・「殷虚文字」とある、

中:「殷虚書契」・羅振玉 編輯・王宏 釋文 ・天津市古籍書店
殷虚書契前編巻四 第五十五葉・「魚」字、拓の頁、

右殷虚書契前編巻 四第五十六葉・「魚」字、拓の頁、

昭和三十一年「書の美学と書教育」 井島勉・墨美社
―書をさしはさんでの東西の交流― (ヨーロッパ旅行の一コマ)
p.266、昨日のつづき
、、次に、しからばいくらか楽観させてくれる現代美術の内容は何か、ということになってくると、これはいささか当惑を感じざるを得ない。というのは、私はフランスに着くまでは別に当惑しなかったけれども、フランスに着いて、いろいろの人がいろいろの仕事をやっているのを見ると、日本の現代の造形芸術家たちが狙っているものの見本がみなある。くだらん見本もありはするけれども、公平に見ても向こうの方が先にやっているというような仕事が多い。そうすると日本の現代美術は、タイやインドやエジプトに比べると、よほどしっかりした仕事が進められているけれども、なおよく考えてみると、現代の日本芸術の内容というものが、果たして独創の境地を開拓しているかどうかということになると、ちょっと私は疑いをもたざるを得ないように思う。・・・という(1956年・井島勉氏)、

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