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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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なぜなら日本の古美術は素晴らしい。

―魚―
下図、左:中國學術類編 「説文解字詁林正補合編」 ・鼎文書局印行
中:「説文解字詁林正補合編」・9 第十一上 第十一下 第十二上 、
9-812、9-813、両頁「魚」字、
右:9-814、9-815、両頁「魚」字、

中国書道辞典 中西慶爾 木耳社、
p.568に、せつもんかいじこりん『説文解字詁林』 一五巻
民国の丁福保編、説文解字に関する二百余家の書を集め、そのうちの一一刊本より裁貼し景印したもの、説文関係書の集大成といえる。やや完備した便利な書である。民国一六年(1927)上海医学書局刊。
p.738に、ていふくほ[丁・福保](清・咸豊九~? 1859~?)
無 錫の人、字は仲祐、疇隠(チュウイン)・破衲(ハノウ)・晋陵下士などと号した。日本医科大学に学び、帰国後医を業としたが、上海に医学書局を経営し、各 種の編纂出版を行なった。説文に通暁し、書をよくした。著に:『説文解字詁林』(1928年) 『全漢三国晋南北朝詩』五四巻(1916年) 『歴代詩話 続編』 『陶淵明詩箋注』 『清詩話』など多数がある。・・・とある

昭和三十一年「書の美学と書教育」 井島勉・墨美社
―書をさしはさんでの東西の交流― (ヨーロッパ旅行の一コマ)
p.265.266、昨日のつづき
、、、だいたい私の旅行プランは、タイ、インド、パキスタン、エジプト、トルコ、ギリシャが初めので、イタリアからいよいよヨーロッパがはじまってゆくわけだ。その初めの方のところで、街を歩いてその国の現代展を見ると、実にお粗末至極なんだ。ところがそれらの土地に遺されている古美術というものは非常に素晴らしいものだし、なぜこんな開きがあるのかということを随分考えさせられる。日本人はその種の問題については敏感たらざるを得んと思う。なぜなら日本の古美術は素晴らしい。・・・という(1956年・井島勉氏)、


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