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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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私はいつも、歴史は現代に生き、現代は歴史に生きるということを確信・・・

―魚―
下図、左:二冊‐左‐ 「説文解字」 ・[漢] 許 慎 撰  ・[宋] 徐 鉉校定  中華書局
右 ・「説文解字注」  ・[漢] 許 慎 撰  ・[清] 段玉裁注 上海古籍出版社
下図、右:二冊‐左‐ 、「説文解字‐巻一一下‐二四二頁」・・・「魚」字、・・・語居切
右 ・「説文解字注‐十一篇下‐魚部‐五七五頁」・・・「魚」字、・・・語居切。五部。

中国書道辞典 中西慶爾 木耳社、p.192、きょしん[許・慎] (後漢) 召陵の人、字は叔重、郡の功曹に任じ、孝廉に挙げられ、太尉の任じ、南閣祭酒にいたった。人となり、淳篤、頗る博学多識、馬融も推敬するところとなり、詩人語って五経無雙許叔重といった。最も字学に精しく、『説文解字』三0巻を作って、六書の義を推究すること甚だ精密、遂に説文学の鼻祖と仰がれるにいたった。・・・・
p.655、だんぎょくさい[段・玉裁] (清・雍正一三~嘉慶二0 1735~1815)金壇の人、字は若膺(じゃくよう)、懋堂また茂堂・硯北居士・僑呉老人・長塘湖士などと号した。乾隆二五年の挙人、北京に出て戴震を師とし、訓詁学を学び、もっとも小学に精通した。・・・主箸「説文解字注」三0巻は三0余年を費して成るもの、その他、「六書音均表」・・・・

昭和三十一年「書の美学と書教育」 井島勉・墨美社
―書をさしはさんでの東西の交流― (ヨーロッパ旅行の一コマ)
p.264、昨日のつづき
、、、なぜそんな感じがしたかというと、それは私がたんに古美術の歴史の勉強だけではなしに、それぞれの国の今日の美術がどうだということを非常に注意して見たから気づいたことなのである。これは本来の私の公的な旅行目的からすれば逸脱しているわけだ。厳粛なる学者が現代美術なんかどうあってもよいと思わんといかんところであろうし、大いに古美術の歴史に沈潜した方が学者らしいのであろうけれども、どうもそれは私にはできない。私はいつも、歴史は現代に生き、現代は歴史に生きるということを確信しているから、そのような理論的立場からばかりでなく、私の体質がどうもそれを許さないらしい。・・・という(1956年・井島勉氏)、


Copyright (C) 2009-2014立体象書研究会 All Rights Reserved. 無断での盗用,転載など類似の行為を禁じます。使用等に関しては,必ず連絡ください。

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鉉校定  中華書局
右 ・「説文解字注」  ・[漢] 許 慎 撰  ・[清] 段玉裁注 上海古籍出版社
下図、右:二冊‐左‐ 、「説文解字‐巻一一下‐二四二頁」・・・「魚」字、・・・語居切
右 ・「説文解字注‐十一篇下‐魚部‐五七五頁」・・・「魚」字、・・・語居切。五部。

中国書道辞典 中西慶爾 木耳社、p.192、きょしん[許・慎] (後漢) 召陵の人、字は叔重、郡の功曹に任じ、孝廉に挙げられ、太尉の任じ、南閣祭酒にいたった。人となり、淳篤、頗る博学多識、馬融も推敬するところとなり、詩人語って五経無雙許叔重といった。最も字学に精しく、『説文解字』三0巻を作って、六書の義を推究すること甚だ精密、遂に説文学の鼻祖と仰がれるにいたった。・・・・
p.655、だんぎょくさい[段・玉裁] (清・雍正一三~嘉慶二0 1735~1815)金壇の人、字は若膺(じゃくよう)、懋堂また茂堂・硯北居士・僑呉老人・長塘湖士などと号した。乾隆二五年の挙人、北京に出て戴震を師とし、訓詁学を学び、もっとも小学に精通した。・・・主箸「説文解字注」三0巻は三0余年を費して成るもの、その他、「六書音均表」・・・・

昭和三十一年「書の美学と書教育」 井島勉・墨美社
―書をさしはさんでの東西の交流― (ヨーロッパ旅行の一コマ)
p.264、昨日のつづき
、、、なぜそんな感じがしたかというと、それは私がたんに古美術の歴史の勉強だけではなしに、それぞれの国の今日の美術がどうだということを非常に注意して見たから気づいたことなのである。これは本来の私の公的な旅行目的からすれば逸脱しているわけだ。厳粛なる学者が現代美術なんかどうあってもよいと思わんといかんところであろうし、大いに古美術の歴史に沈潜した方が学者らしいのであろうけれども、どうもそれは私にはできない。私はいつも、歴史は現代に生き、現代は歴史に生きるということを確信しているから、そのような理論的立場からばかりでなく、私の体質がどうもそれを許さないらしい。・・・という(1956年・井島勉氏)、


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